恐怖症・心理療法士・矢納摂子のホームページ

Setsuko Yano, M.A., MFT, CHT

恐怖症

  • 恐怖症にはいろいろな種類がありますので、ここにあげたのはごく一部です。原因がわからなくても、治療は可能です。 むしろ原因を探るのに時間をかけてお金や労力を無駄にするより、結果を重視する治療をオススメします。 心理療法の効果は個人差があり、期間や効果は保証できません。
  • 対人恐怖症 は、治療が複雑で、長期に渡ることがあります。スピーチなど公衆の前で話すことについての恐怖は、 アメリカでは一番多い恐怖だと言われます。 日本人の場合、対人恐怖が不登校やひきこもりまで発展することがよくありますので、早めに治療することをオススメします。 治療には催眠療法、EMDR、Somatic Experiencing、 認知行動療法など各種の療法を試し、有効なものを続けます。 否定的な思考パターンの修正と、気持ちを落ち着ける技術と練習を取り入れます。 メンタルトレーニングの後に行動修正の実地訓練を加えます。 きっかけとなったイジメ、ハラスメント、家庭内暴力などの社会的なトラウマがあれば直接治療します。 長年の間に傷つけられた自己イメージを癒し、自信を高めます。
  • 飛行機恐怖症 は、ヒプノセラピーとEMDRが有効なケースがよくあります。 飛行機事故体験やトラウマがなければ、短期間の治療で飛行機に乗れる状態に回復することもあります。 飛行機恐怖症は、橋や閉所恐怖症、高所恐怖症と関連することがあり、治療中に 関連したトラウマが出てきたら、それも治療します。 幼い時縛られたり、閉じ込められたり、隔離されたり、親から引き離されたり、厳しいしつけやせっかんされたりした体験が、 飛行機恐怖症、閉所恐怖症に発展することがあります。原因不明でも、治療中に思いがけない記憶が出てくることもあります。
  • 運転恐怖症 は、運転が怖い他に、特定の状況や場所が怖いタイプがあります。 ハイウェイが怖い、スピードを出すと思うように運転できない、車線変更できない。雨や夜は視界が悪いので運転が怖いなど。 否定的な思考パターンの修正と、気持ちを落ち着ける技術と練習を取り入れます。 メンタルトレーニングの後に行動修正の実地訓練を加えます。 自動車事故がきっかけで運転恐怖症になることがありますが、この治療もいたします。事故の際に車がどういう方向から、 どういう状態でぶつかったかが重要です。だれでもが本能として持っている自己防衛反応が、高速による衝撃で妨げられていることがあります。 その場合は、自己防衛反応を完結させるように治療します。閉じ込められている生命力を再び流すお手伝いをします。
  • トイレ恐怖症 は、トイレが怖いのではなく、乗り物や長距離ドライブやトイレに行けないなど特定の状況が怖い人がいます。 以前外出中にトイレに行かれなくて、つらかったというトラウマがある人は、その治療もしますが、原因がわからなくても、治療は可能です。 幼い頃のトイレトレーニングに関連することがあります。 事前にトイレの位置を確認する作業などの実際的な工夫や、 否定的な思考パターンの修正と、気持ちを落ち着ける技術と練習を取り入れます。 メンタルトレーニングの後に行動修正の実地訓練を加えます。
  • 安心してセラピーを受けられるよう、どんなことでもご遠慮なくお問い合わせください。

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